主屋も解体が順調に進んでいます

地鎮祭をしてから、あっという間に、主屋の解体が始まりました。

週に入ってすぐ平日2日雨だったので作業されていないかなーと思っていたのですが

そんなことはない。

見に行ったときにはもうこの有様でした。仕事が早い!

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床を剥がすと自然石の束石がごろんごろんと大量にでてきました。

これらはもう使われておらず、その隣に新しい束石が置かれています。

きっと床をやり直したときに大きすぎて動かせないので存置したのでしょう。

それにしても大きい。

そして結構形がいびつ。

当時はこれら一つひとつに合わせて束を刻んで乗せていたんでしょうね。

すごい、手間ですね。

 

天井も剥がし、抜く土壁ももう落としてもらいました。

ここは元々仏間でして、部屋として使うには暗いし気持ち的にあれなので

天井を抜いてリビングと合わせた吹抜けになります。

また、屋根の一部をガラス瓦に変え、光の落ちる光庭として室内を照らす予定です。

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もう、すでにかっこいい、、、、

ため息が出る、、、、

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このひびの入った土壁、このまま残したいくらいです。

(実際は室内にぱらぱら土埃が落ちるのでやるわけにはいきませんが、、、)

私は全然古民家専門の建築家なわけではなく、普通に新築ばかりやってきましたが、

もうすっかり古民家の虜です。

この土壁の、大津壁の、漆喰の風合い。

この荒々しい現場がとても居心地が良いのです。

頭では知っていてもこんなにも良いものなのかとつくづく実感しました。

解体しても出るごみは全て竹、土、藁、木と土に還るものばかりです。

この関宿の建物は幸か不幸か改修するにも当時のままのやり方で復元する必要があります。

よってこの土壁も、土を落とした後は新たに竹子舞いをやり、土を塗り付けて壁とします。

それは私たちにとって幸運でした。”残さなければいけない”から残せるのですから。

現代ではなかなか真似できるやり方ではありません。

そうそう、この家は特殊みたいで、なんと、

通り芯のある外壁の柱から、さらに外側にも二重に土壁がしてありました。

「こんなん土蔵と一緒や!普通の3倍あるで。」と職人さんが言っていました。

普通個人の民家でここまでやらないそうです。

これだけ厚くすると、夏は湿気を吸って涼しく、冬は暖かいそうです。

まさに土蔵と一緒ですね!

 

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